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sideB 書簡:親愛なる酒井さんへ - 編集後記にかえて

親愛なる酒井さんへ

遅くなりましたが、先日はどうもありがとうございました。
おかげさまで、ひさしぶりの[ライフスタイル]完成しました。

「KURIHAMA STYLE」5周年を記念してはじめてみたものの、その後、長い長いトンネルにもぐってしまっていました。
この2年のブランクに、とくにこれといった理由は見つからないのですが、自分のライフスタイルがぐらついていて、その立てなおしに時間がかかっていたとでもいいましょうか・・・。言い訳はこの辺にしておきましょう。

「KURIHAMA STYLE」はこの秋、7周年を迎えましたが、そのあいだにも、横須賀、三浦半島には郊外型のホームセンターや大型スーパーがまいとしのようにオープンしています。
まだまだ不十分とはいえ、競争が激しくなりモノが安く手に入るようになったことは、消費者にとって喜ばしいことです。
しかし、それによって、従来の商店街に上がることのなくなったシャッターが目立つようになった事実もあります。

今回のお話のなかでもそのヒントが見え隠れしていますが、両者が共存する道もあるように思います。そして、そうなればそれがいちばん理想的なのですが。

横須賀、三浦半島がどこにでもあるベッドタウンに落ち着くのならばそれはそれでいいと思うのですが、海辺の資源をはじめとした首都圏では貴重な自然をウリにしていくのならば、やはりもっと個性を明確に示してほしいものです。

その場合、商業施設は単なる消費行為の場所だけではなくなります。よそから訪れるひとにとって、まちの顔になります。大型店舗にしろ商店街にしろ。

「観光地」と呼ぶのには抵抗がありますが、よその誰かから見られていればそんなに悪いまちにはならないはずです。
外部のひとがみて恥ずかしくないまち。外部のひとに誇らしげに紹介できるまち。そんなまちに住むひとは、きっとこころも豊かであるはずです。

「商業」の話からいつの間にか「まち」の話になっていますが、商業のスタイルがそのまちのスタイルになっていると、今回のお話のなかで強く感じました。

商店街中心の豊中、典型的な郊外といえる春日部、そして大都市のなかの日本橋。

久里浜がどんなまちなのかはよくわかりませんが、外部のひとからみれば観光地とみるひとも多いようです。住んでる側からすればとてもそうは思えませんが。
そのギャップを埋めるという意味でも、これからもいろいろなひとの話を聞いていきたいと思います。

また機会があれば、よろしくおねがいします。

2003年09月
草柳純一

追伸:
こうはいってみても、保守的な商店街なら擁護する気なんてないんですけどね。
 
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