草柳:この夏休みあけから卒業設計というのが、いま通ってる学校のね、ありまして、それがまだぜんぜんしぼれてなくて、ぜったいそれはせっかくだから、地元っていうか、久里浜でないにしても、三浦半島のどこかをテーマにしてなにかやりたいと思っているんだけれども。
千田:きっと題材いっぱいありすぎて選べないって感じでしょ?
草柳:なにやろうかな?って(笑)。ひとつは、いちばんいまのところ有力候補なのが、なにか平作川、をテーマにしようかなぁという考えがありまして。
千田:平作川を?
草柳:こう、上流から流れてきて、久里浜に流れつくじゃないですか。で、これはちょっと、小むずかしい話になっちゃうんだけど、アメリカなんかではさいきん、もっとおっきな川でやってる活動で、えぇ、ウォータシェッドとか、バイオリージョナリズムとかっていう、生態地域学みたいなのがありまして、それっていうのは、こう、行政で区切られた単位じゃなくて、もとからある文化や歴史が同じ地域を母体に、ひとつの単位で、生活しようという試み、っていうか、考え方っていうのかなぁ、があって、それをやろうかなって、そういう考えでなにかをと、思ってたりするんだけど。川っていうのはけっきょく、よくいわれる言葉に、海は森の恋人だとか、っていうのがあったりとかするんだけど、その媒介役になってるっていうか、うーん、あるひとつのローカルの地域なんだけども、海で全世界とつながっている、水でつながってるグローバルなものでもあるっていう考え方、みたいなのをなにか発展させて、いちおう、そこは黒船が来た場所だし。なんか小学校とかの校歌にも、平作川がどうのこうのってあった気がするんだけれども。よく思い出せないんだけどね。
千田:校歌ね。「明小だいすき」はよく憶えてるんだけど(笑)。
草柳:(笑)。あれは強烈だった。
千田:校歌憶えてない、たしかに。
草柳:中学だったか小学校だったか、そういう、太平洋がどうのこうのとか、っていう歌詞があったりしたと思うんだけど。
千田:うん。ホントね。恵まれた土地だもんね。海にかこまれて、山があって、川が流れていて、ぜんぶ凝縮されているからね、三浦半島ね。
草柳:三浦半島自体も、いまは横須賀市、三浦市、逗子市、葉山町、あと鎌倉ぐらいまでふくめるとしても、行政でガァッと線ひかれているけど、ホントはひとつの歴史とか文化の場所だったわけじゃない?だから、別に合併しろとかいわないけど、もうちょっとなかよくっつーか、うーん、ひとつの地域としてやっていければいいんじゃないかなっていうのがありまして。ぜんぜんかたまってなくてやばいんだけど。
千田:なんかこうしようと思うとさ、自分の思いとかが妙に壮大なだけに具体的にするとなるとぜんぜん思いつかないんだよね。そう、けっきょくどこかで妥協したりだとかして。
草柳:海外にいっちゃってやるような、同じ学科の人とかでね、題材にしている人とかもいるし、けっこう雄大なことをやろうとしている人もいるんだけど、逆にぼくは、その、育ってきた場所っていうのを大事にしていきたいと思うし、ま、こんな人間だけど、ここまで育ててくれた感謝の気持ちも込めて、なんかやりたいなぁとは思っています。
千田:がんばってください(笑)。いや、ホームページやってるだけでも、ずいぶん形になってると思うけど。
草柳:うーん、あんなものじゃね。だって、あれ、くりはま花の国に荷担してるというか(笑)。
千田:(笑)。
草柳純一
現在 早稲田大学芸術学校都市デザイン科在籍
職業はプログラマ 開発環境はASP(VBScript+JavaScript+SQL/HTML)
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千田若菜
早稲田大学大学院人間科学研究科修了
大学入学と同時に久里浜を離れる
現在 ジョブコーチをはじめ
福祉関連のさまざまな活動を展開中
05/05
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